コラム

【コラム:一人でキャッチボール第8回 ── 文:高島学】
山本KID徳郁選手が亡くなったという知らせを聞いたとき、とにかく事実関係を確認して記事を創らないといけないという感情しかなかった。個人的な感情は入り込む余地がない、記事は発表されたことをまとめただけの文字が並んだ。サイトでアップされると…

【コラム:一人でキャッチボール第7回 ── 文:高島学】
レイ・クーパーの息子がMMAを戦っている。2年ぐらい前になって気付いたと思う。ハワイのローカルイベントで戦績を重ねていて、もう少し身近なイベントで出ることがあれば取材したいと心の底から思った。しかし、PXCで敗れたことで取材対象から外さざ…

【コラム:一人でキャッチボール第6回 ── 文:高島学】
11月18日、豪州はシドニーのクードスバンク・アリーナで開催されたUFC Fight Night 121「Werdum vs Tybra」はMMAの歴史に残る大会となった。 何も良い意味ではない。全13試合中、なんと計量オーバーが4…

【コラム:一人でキャッチボール第5回 ── 文:高島学】
2人がプロMMAファイターとして、同じ日にリングもしくはケージで戦ったのは、過去2度ある。3度目はないと思っていた。プロになる前に僕は1度だけ、同じ日に同じ会場で戦う彼らを見たことがあった。2010年9月5日、神奈川県小田原市の小田…

【コラム:一人でキャッチボール第4回 ── 文:高島学】
リンキン・パークのチャールズ・ベニントンが亡くなったというニュースを見たとき、最初に頭を過ったのがNumbの旋律──水垣偉弥の入場曲だった。 ここ3試合ほどはアヴィーチのWake me upでケージに向かっていた水垣だが、やはりNu…

【コラム:一人でキャッチボール第3回 ── 文:高島学】
ブラジルが好きで、ブラジル人が好きだ。今、自分がこうやって生きているのはホリオン・グレイシーが1993年11月12日にUFCを開いてくれたからだ。そして、その後の人生で幾度となくブラジルを訪れ、彼の土地に住む人たちに触れることができ…

【コラム:一人でキャッチボール第2回 ── 文:高島学】
思わぬ──といっても良い方ではないバッドニュースが飛び込んできた。元UFC世界ウェルター級王者のマット・ヒューズがトラックを運転中に列車と接触事故を起こして重態だという。その後、意識が戻ったという情報も入り、一安心したものの、すぐに…

【コラム:一人でキャッチボール ── 文:高島学】19年ぶりのブランコ・シカティック──
4月23日のパンクラス・ディファ有明大会にブランコ・シカティック率いるクロアチアMMA軍団が来日した。そのプロフィールによると、昨年11月にクロアチアの首都ザグレブ郊外で行われたRoad to Pancrase4人制トーナメントで勝…